2014.12.29 11:27|PC

   前回、TMPGEnc Video Mastering Works 6 のQSVエンコード速度は、IvyBridge上でかなり高速になっていることを示した。同じ試験をSandyBridgeのCore i7-2600K で行ってみたところ、驚きの結果が出たので報告します。

  結果を表にて示します。

 表:TMPGEnc VMW 6、5、および VideoStudio によるSandyとIvyのQSVエンコード速度

Software CPU エンコード時間
TMPGEnc Video Mastering Works 6   Core i7-3770    24分29秒
TMPGEnc Video Mastering Works 6   Core i7-2600K    72分39秒
TMPGEnc Video Mastering Works 5   Core i7-3770    49分36秒
TMPGEnc Video Mastering Works 5   Core i7-2600K    62分19秒
Corel VideoStudio Pro X6   Core i7-3770    29分03秒
Corel VideoStudio Pro X6   Core i7-2600K    41分15秒


 ・試験に用いた元動画は、
    
    1920 x 1080 pixel, 29.97 fps, 
    Bit Rate: VBA, Average 18.7 Mbps, Max. 24.0 Mbps
    1時間58分10秒 mpeg動画

  ・エンコード条件
    Bit Rate: VBA Average 4,750Kbps
    1 pass, MPEG-4 AVC, 1920 x 1080 pixel, 29.97 fps
    Intel Media SDK Harware Encode

 ・使用したパソコン

  1)IvyBridgeマシン
    CPU     Core i7-3770Box 3.4GHz
    M/B     B75M Pro-M ASRock
    Graphics  Intel HD Graphics 4000
    Memory   8GB×2 Silicon Power SP016GBLTU160N22 DDR3 PC3-12800
    OS      Windows7 Pro (64Bit)

  2)SandyBridgeマシン
    CPU     Core i7-2600K Box 3.4GHz
    M/B     Z68 Pro3-M ASRock
    Graphics  Intel HD Graphics 3000
    Memory   CFD社 W3U1333Q-4G DDR3 PC3-10600 CL3 4GB×4枚=16GB
    OS      Windows7 Pro (64Bit)

  上表のとおり、IvyBridge の Core i7-3770 で動かした TMPGEnc VMW 6 による QSVエンコード速度が最高のパフォーマンスを発揮しましたが、SandyBridge の Core i7-2600K では、何と Version5 より遅いという結果が得られました。まとめますと、


 ・Ivyの3770マシンでは、 TMPGEnc VMW 6 によるQSVが最も速く、24分29秒。

 ・Sandyの2600Kマシンでは、TMPGEnc VMW 6 によるQSVが、72分39秒と遅い。

 ・2600KマシンのTMPGEnc VMW 5 によるQSVは、Ver.6よりも速く、62分19秒。

 ・2600KマシンでQSVの使用者は、バージョンアップにより恩恵を受けない。

 ・CorelのVideoStudio Pro X6は、理屈どおりのQSVエンコード速度を示している。




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2014.12.17 14:03|PC

  Pegasys社の動画エンコードソフトの TMPGEnc Video Mastering Works 6 が2014年12月19日発売となる。それに先立ち、体験版が12月15日アップされたので、早速その実力を試験してみた。

  結論から言うと、Ver.6 はAVCHD へのエンコード速度がVer.5 と比較して2倍も高速となっていた。このエンコード速度は、Corel社のVideoStudio Pro X6(64bit版)を越えており、もはやVideoStudio Proの出番はなさそうである。

1.AVCHDへのエンコード速度比較

11.jpg

 ・試験に用いた元動画は、

    
    1920 x 1080 pixel, 29.97 fps, 
    Bit Rate: VBA, Average 18.7 Mbps, Max. 24.0 Mbps
    1時間58分10秒 mpeg動画

 ・エンコード条件

    Bit Rate: VBA Average 4,750Kbps
    1 pass, MPEG-4 AVC, 1920 x 1080 pixel, 29.97 fps
    Intel Media SDK Hardware Encode


 ・使用したパソコン

    CPU     Core i7-3770Box 3.4GHz
    M/B     B75M Pro-M ASRock
    Graphics  Intel HD Graphics 4000
    Memory   8GB×2 Silicon Power SP016GBLTU160N22 DDR3 PC3-12800
    OS      Windows7 Pro (64Bit)


  TMPGEnc Video Mastering WorksはVer.5からVer.6になり、のエンコード時間が、49分36秒から24分29秒へと短縮された。約半分の時間でエンコードが完了することになる。一方、Corel VideoStudio Pro X6 で行ったAVCHD へのエンコード時間は29分03秒と、TMPGEnc より遅かった。このことと、TMPGEnc がバッチエンコードが使いやすいことなどを考慮に入れると、明らかに TMPGEnc の勝ちである。


  今後、ts動画からAVCHDやBlu-rayディスクを作成する場合、TMPGEnc を使って サイズを調整したMP4動画へエンコードし、My MP4Box Gui, TsMuxer を使う方が簡単かもしれません。作業の概略は以下のようになります。

  1)TMPGEnc Video Mastering Works 6 で、Ts動画をカット編集後、サイズ調整してMP4へエンコード。
  2)MP4ファイルをMy Mp4Box Gui を使って、h264ファイルとAACファイルへDemux。
  3)AACファイルをAC3ファイルへ変換する。(注意:必ず、サンプルレートは48000 Hz)
  4)TsMuxer を使って、h264ファイルとAC3ファイルをMuxしながらAVCHD、あるいはBlu-rayファイルを作成する。

  
2.TMPGEnc Video Mastering Works 6 の画面

  最初のメニュー画面である。Ver.5に比較して何ともそっけない画面です。アプリ・デザイナーは使っていないことは明らかです。

05.jpg

 

 

  エンコード条件設定画面です。全体が黒くなり暗い画面です。これもVer.5から改悪となっています。AVCHDへのエンコードの場合は、Intel Media SDK Hardware エンコードを選択します。

07.jpg

 

 

3.TMPGEnc Video Mastering Works 5 の画面

 

  Ver.5のメニュー画面です。Ver.6に比較してすっきりしています。


01.jpg

 


  Ver.5のエンコード条件設定画面です。

 

03.jpg








 

2014.12.12 14:21|PC

  テキスト字幕のsrtファイルが入手できず、グラフィック字幕であるsupファイルしか手元にない場合、このsupファイルをmp4動画ファイルへ多重化することが出来れば、SupRipなどのOCRツールを使って、supファイルをsrtファイルへ変換する面倒な作業を省略できる。今回、supファイルを直接mp4へ多重化できたので紹介します。


1. supファイルをbdsup2subを使ってidx+subへ変換する


   bdsup2subは、ここよりbdsup2sub++1.0.2_Win32.exeをダウロードします。ダウンロードされるファイルは7z形式の圧縮ファイルなので、適当な解凍ツールで解凍します。当方では、7-Zipを使用しています。

  bdsup2sub を立ち上げると下のようになります。

イメージ030.jpg



  【File】→【Load】から変換するsupファイルを選択します。下図は、Loadした直後の画面です。オプション条件を決める画面ですが、フルハイビジョン(1080p)であればこのままOKを押せば良いです。

イメージ037.jpg

 



  OKを押すと下図の画面になり、supファイルの日本語が出てきます。変換するモードを「SUB/IDX」にします。

イメージ038.jpg

 

 

  次に【File】→【Save/Export】を選択してクリック。

イメージ039.jpg



  変換したファイルの「保存先/ファイル名」を書き込み、そして言語を選択します。

イメージ040.jpg



  「Save」をクリックすると変換が開始されます。

イメージ042.jpg




2. My MP4Box GUIを使ってmp4ファイルへのidx+subの多重化(mux)


  実際に字幕supファイルを多重化するのに使用するソフトは My MP4Box GUI です。ここからダウンロードできます。このソフトも7zの圧縮ファイルとしてダウンロードされますので、解凍ツールで解凍します。My MP4Box GUI は、インストールする必要があります。

 

 

  下図は、My MP4Box GUI を立ち上げた直後の画面です。「Add」で多重化する動画mp4ファイルを選択します。


イメージ043.jpg

 

 

  下図は、Sample.mp4を加えた画面です。次に字幕ファイル:idx/subファイルを加えるため、「Add」をクリックします。idxファイルを選択します。

イメージ044.jpg

 

 

  idxファイルを加えた画面が下図です。「Save As」をクリックして、多重化したmp4ファイルの保存場所とファイル名を決定します。その後、

イメージ046.jpg

 

 

  「Mux」をクリックすれば、多重化プロセスが開始されます。

イメージ047.jpg

 

 

  指定したフォルダに多重化されたmp4ファイルが生成しているはずです。この方法を使えばsupファイルをSupRipなどの面倒なOCRツールを使ってsrtファイルへ変換作業をしなくて、簡単に字幕ファイルをmuxできます。(^-^)

  Windowsで動画を観賞する場合は、VLC Media Player を使えば、idx/sub字幕は直接取り込みが出来るので、多重化の必要はありません。多重化は、iPadなどで観賞するためのものです。




【追加】2016/09/15

  注意を要する点を付記します。My MP4Box GUIにより、idxを使って多重化(Mux)したmp4動画を、PowerDVDやWindows Media Playerで鑑賞すると字幕が表示されません。PCで字幕を選択でき、表示できるのは、VCL Media Player あるいは、Media Player Classic に限られますので注意が必要です。

  さらに、多重化したmp4ファイルを定番のTsMuxerに入れ込み、多重化詳細を見ても、idx由来の字幕情報はなぜか表示されません。また、このidxで多重化されたmp4ファイルの字幕がチラツキが感じられることも難点のひとつです。

  ハイレゾのSUPファイルをキチンと多重化する方法は、TsMuxer を使ってBlu-rayのiso、あるいはAVCHDのisoを作成すれば確実ですが、TsMuxerに多重化するファイルの制限がいろいろとあり失敗することも多いです。確実に作成する方法は、追ってアップしたいと思います。





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